お知らせ

(再アップ)高圧酸素酸素ルームのススメ

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こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院スタッフの遠藤です。はるかぜ鍼灸接骨院には高圧酸素ルームが設置されています。人間の病気の多くは、組織の酸素不足から起こると言われています。組織の酸素不足を高圧酸素療法により組織の酸素飽和度を上げることで改善していきます。高圧酸素療法には2つ意味合いがあると言われています。1つは多くの酸素を体に取り入れること。もう1つは環境を高圧にするという点です。低気圧が近づくと頭痛になったり、体調が崩れたり、憂鬱な気分になる人が多いと思います。逆に天気が良く、高気圧になると気分も晴れやかになります。

高圧酸素ルームに期待できる効果として
①ぐっすり眠れる
②ストレスを緩和する
③目の疲れがとれてすっきりする
④酸素不足からくる不調の改善
⑤血流の改善で、コリや冷え性の緩和
こういった効果を期待することができます。
はるかぜ鍼灸接骨院ある高圧酸素ルームの気圧は1.3気圧です。高圧酸素は細部組織に多くの酸素を送るため、酸素が増えると同時に活性酸素も増え、酸化ストレスがかかり活性酸素が増大する可能性があると考えられていましたが、近年、検証がなされ『最大1.3気圧、最大50%の高濃度酸素を用いた酸素ルームであれば活性酸素のリスクはない』と考えられるようになりました。そんな理由で1.3気圧の高圧酸素ルームを取り扱っております。

現代人の9割は酸素不足におちいっていると言われていますが、不規則な生活習慣、運動不足、ストレス、喫煙、飲酒、体力(筋力)の衰えなどが、大きな要因なのではないでしょうか。

酸素欠乏による症状をまとめると・・・

酸素濃度 症状
21%     通常の酸素濃度
18%     安全の下限(要喚起)
16%     頭痛、吐き気
12%     めまい、筋力低下
10~6% 失神、昏倒、7~8分以内に死亡
6%以下     瞬時に昏倒、呼吸停止、死亡

身近な例として言うと、梅雨や秋の長雨、台風シーズンになると、頭痛、古傷や関節の痛み、倦怠感などの体調不良になることが増えてきます。これらの症状は気圧と深く関わっています。飛行機や、高い山に登った時にポテトチップスの袋がパンパンになっているのを目にしたことがあると思いますが、高度が上がって気圧が下がると外側からの圧力が弱まり袋の内側から外側に向けての圧力が強くなるために起こる現象です。同じ原理で、低気圧になると体の中の細かい血管が拡張することで、むくみが進み、神経を圧迫することで、頭痛や古傷、関節痛などを起こします。これが低気圧で体調が崩れる理由です。
さらに低気圧が続き湿度が高い日が続くことで、体の水分が蒸発しにくくなり体内の水分が発散できにくくなると体温調節が上手くできなくなることから体調を崩す可能性があります。高気圧の時はこの反対ですね。体調は良くなりやすい傾向があると思います。

こういった理由から高圧酸素ルームを用いた高圧酸素療法はより良い体調をつくっていくために非常に有効な手段といえます。
ぜひ、高圧酸素ルームをご利用ください。


自律神経について

2022-10-15 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院スタッフの遠藤です。暑かったり、寒かったりと自律神経にとても負担がかかる気候になっていますが、皆様元気におすごしでしょうか!?
今回は自律神経について書いていこうと思います。

自律神経は、次の2つの神経から成り立っています。
交感神経・・・活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時にはたらく
副交感神経・・・休息(睡眠)している時、体の回復をしている時、リラックスしている時にはたらく
正反対のはたらきをするこの2つがバランスよくはたらくことで、日中の活動をスムーズにおこなって、夜の睡眠でしっかりと回復する。これが私たちの本来の状態であり、健康な状態でもあります。
しかし、自律神経の乱れからくる不調に悩まされている人は、日々のストレスがとても多く、交感神経ばかりがはたらいていて、副交感神経が十分にはたらけていない。回復がおいつかなくなって、体にも心にも不調をきたしてきます。

気候や気圧の変動などで、自律神経に負担がかかると(ストレスがかかると)自律神経の中の交感神経が興奮し、血管を収縮させます。血管が収縮すると、酸素や栄養素を運ぶ血液の流れが悪くなりむくみが出たり、古傷が痛んだり、様々な痛みや身体の変調を感じるようになってきます。

このような自律神経の症状を和らげる為に、はるかぜ鍼灸接骨院では、鍼灸治療や手技治療、スーパーライザーなどを用いて不調の改善を目指していきます。
今回はスーパーライザーについて紹介をしていこうと思います。
スーパーライザーは、直線偏光近赤外線(ちょくせんへんこうきんせきがいせん)治療器です。
①直線偏光処理をした光は傷を早く治す力があると報告されています
②近赤外線は身体の中の一番深くまで届く光です(深達性)
この二つの特徴を持った光を照射することにより、様々な治療に使用されているのがスーパーライザーです。

上記のような症状を和らげる為に、のどの付近にある星状神経節にスーパーライザーを照射する星状神経節近傍照射という治療法があります。

星状神経節近傍照射は痛みがなく、安全で副作用のない治療法の一つです。

ペインクリニックで多く用いられるブロック療法に星状神経節ブロック療法があります。頭、顔面、上肢、胸、心臓、気管支、肺等を支配している星状神経節に薬液を注射し、一時的に神経を遮断することで、悪くなった血流を改善し、痛みを和らげる治療方法です。
当院で行う星状神経節近傍照射は星状神経節ブロック注射の70%~80%の効果を得ることが出来ると言われております。痛みや副作用もないためとても安心です。

はるかぜ鍼灸接骨院では鍼灸治療や手技治療とスーパーライザーを組み合わせることで、症状の改善、緩和を目指していきます。
毎日、仕事や家事、育児に追われとても多忙な日々を送っている方が多いと思いますが、忙しいからこそ、自身をいたわってあげることも必要なのではないでしょうか。
身体の不調にお悩みの方は是非一度、はるかぜ鍼灸接骨院にご来院ください!!


低血圧について

2022-06-14 [記事URL]

スタッフ写真

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。

今回は低血圧について書いていこうと思います。血圧が高い方、低い方、いろいろな患者様がいらっしゃいます。どちらの患者様にも言えるのですが、首がガチガチで頻繁に頭痛に悩まされています。高血圧は直接的に脳血管障害や心疾患、視力低下などのリスクがあるのでとても心配されますが、低血圧は大前提として血圧が低いだけで健康と判断されることが多く、調べてみても高血圧ほど情報があまり見つかりません。しかし、多くの患者様を施術させて頂き低血圧という状態は非常にやっかいであると言わざるおえません。
彼を知り己を知れば百戦して殆うからずと言うことで今回は低血圧です!!

低血圧の状態を改善していくポイント

●水分を取る
脱水に伴って低血圧が起こることがあります。少なくとも、毎日コップで8杯から10杯の水を飲むことを心がけましょう。外で過ごしたり、運動をするな場合、改善が感じられない場合には、さらに多くの水分をとってみましょう
電解質入りのスポーツ飲料も血圧の上昇には効果的です。

●ビタミンB12と葉酸の摂取を増やす
ビタミンB12と葉酸には、血圧の正常化作用や、血液循環を良くする働きがあります。ビタミンB12と葉酸は、コーンフレークなどにも含まれます。また、チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品や魚にはビタミンB12 が、ブロッコリーやホウレン草などの緑黄色野菜には葉酸が含まれています。

●アルコールの摂取量を減らす
適量であっても、アルコールは脱水の原因となります。血圧などの改善を行いたいのであれば避けた方が良いです。

●カフェインを摂る
カフェインには血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用があります。適量であれば、カフェインの摂取量を増やすことで、血圧の上昇が期待できます。しかし、カフェインも脱水の原因になります。依存しすぎない事が大切です。

●姿勢はゆっくり呼吸を整え変える
姿勢を変える際に起こる低血圧の症状を減らすには、ゆっくりと呼吸を整えてから動きましょう。鼻で大きくゆっくりと吸い、口か鼻からゆっくりと息をはきます。5回ほど呼吸を整えてから動くことで症状はおさまるはずです。

●運動をする
運動は健康に良いものです。血液の促進と安定化にも効果があります。毎日20分程度、軽く散歩をするだけでも、心身の健康を保てます。

●着圧ソックスを使用する
着圧ソックスは、主に脚のむくみや下半身の血液貯留の解消、血液循環の改善に効果があります。日中、低圧タイプのものを着用して活動すると、血液の循環が良くなり、血圧が安定します

ポイントは大まかにはこのあたりではないでしょうか。ただし大前提として水分をとっていること。この部分が抜け落ちるともともと血のめぐりが悪い又は血液がドロドロ状態です。努力をしているのに成果が出ない、継続が出来ない、結果改善しない。灯台下暗しということになりかねません。


交通事故で被害者・加害者になったら

2022-01-14 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。新年を迎え、せわしなさからなのか交通事故が増えてきているようです。本日も車のレッカーの仕事をされている患者様から夜中のレッカー作業のお話を聞かせて頂きました。

もしも交通事故に被害者・加害者になってしまったときに私たちはどのように行動したら良いか?自分自身の勉強もふまえて書いていこうと思います。

1. 交通事故が発生したら、まず負傷者を救護

交通事故は大きく分けて、人身事故と物損事故の2つです。人身事故の場合、真っ先にしなければならないのは、負傷者の救護と119番への連絡がです。
初動の一歩は警察でも保険会社でもなく、負傷者がいるならまずその救護です。これは道路交通法でも定められています。次に二次災害の防止です。負傷者がいなければここからになります。

2. 警察への届出は必ずする

警察への届出は、人身事故であれば必須、物損事故であっても基本は警察に届けでるものです。これも当たり前かもしれませんが、例えば次のようなケースでは警察への届出をしないこともありえます。
相手も自分も互いにケガがない
ちょっと軽くぶつかっただけの物損事故
自分(もしくは相手)がとても急いでいて、重要な用事に間に合わないと大変なことになる
相手に損害賠償すると伝えて相手も承諾してくれた

事故の現場では冷静に考えて判断している時間はありません。自分のほうが過失割合、つまり自分の落ち度の割合が高いと思っていても、冷静に事故状況を検証してみたら実は逆だったということもありえます。その場で約束したことを相手が後から反故にすることもあり得ます。判断に迷うこともあると思いますが警察への届出は必須だと思います。これは自分が加害者でも被害者でも変わりません。

できればドライブレコーダーは付けておいた方が、事故の際の状況確認に役立ちます。正確な事故状況が分かることはとても大切です。

仮に相手と事故状況の言い分が食い違うことがあってもドライブレコーダーがあることで言い分が食い違うということが防げます。正確な事故状況が分かるということは、解決への早道にもなります。

3. 事故現場の状況を確認
警察へ届け出たら、交通事故の状況や場所、負傷者や物の損害の状況などを伝えて指示を受けてください。実況検分が行われますが、事故の状況を正確に伝えましょう。自分がこうだと思うことはきちんと伝えます。やはり、ドライブレコーダーの映像があると話が早く済みます。

それがない場合、現場の写真、信号の状況、道路幅、一時停止など道路標識の位置、駐車している車がいたならその位置なども確認しておいてください。時間が経つと記憶があいまいになりますし、事故の状況を示すもの、例えば路面のスリップ痕などもなくなってきます。

4. 相手方の連絡先を確認
何度も言うように、軽微な物損事故でも警察への届出は必要です、実際には当事者同士の話で済ませてしまうことも少なくありません。

しかし後々何があるか分かりません。事故現場で話したことと、後から相手の言うことが変わったということもありえます。相手の連絡先が嘘だったという可能性もあります。相手の住所・連絡先、車の登録番号なども控えておきましょう。口頭ではなく相手の免許証も見せてもらうことを忘れずに。だからこそ警察への届出が必要なのです。

5. 損害保険会社へ事故の報告をする
交通事故に遭ったら、損害保険会社あるいは保険代理店へ事故報告を行ってください。その上で今後どうすればよいか指示に従ってください。

たまに、軽微な物損事故だから自動車保険は使わないほうがいいだろう、と報告しない人もいます。保険会社に事故報告をしても、それだけで翌年の自動車保険料が高くなるわけではありません。

事故の報告が早くて問題になることはありませんが、遅いと保険会社の対応も後手になってしまいます。被害者から対応が遅いと言われるのは良いことではありません。まずは事故の報告とともに相談をしましょう。

交通事故の加害者・被害者になってしまった際に少しでもこういった情報が皆様のお役に立てたら幸いです。


血液のコンディションについて

2021-12-01 [記事URL]

こんにちは!はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。
血液のコンディションが良いと体調を崩しにくい。この部分を書いていこうと思います。まずは血液はどんな役割を果たしているのか?
血液の主な役割は、下記の3つです。

1.酸素・二酸化炭素の運搬
2.細菌の除去や、止血などの生体防御
3.体温調節など、体内環境の維持

そして、すべての細胞は、血液によって酸素や栄養が運ばれることで活動しています。また、血液は細胞が排出した二酸化炭素や老廃物を回収し、腎臓でくみ取られ小便などで、体外へ排出していきます。つまり、血液の働き、腎臓の働きがよくなければ、新陳代謝は滞り、いい細胞を作り出すことはできなくなっていきます。
具体的な老廃物は尿素窒素、尿酸、クレアチニン、ナトリウム、カリウム、血清タンパクなどがありますが、老廃物の滞留・蓄積は、血液やリンパ液の流れを阻害し、浮腫み、発熱、痛みなど症状を引き起こす。また、基礎代謝が下がり、体が冷えを感じるようになります。
身体が冷えた状態で身体を温めても身体に水分が少ない状態では効果的に血行を良くしたり、回復力を高められません。

血液のコンディションを良くしていく為にも水分を良くとる事が大切です。それは血液の約8割が水だからです。

血液の成分を簡単に説明しましょう。血液は、赤血球、白血球、血小板の3つからなる血球成分と、これらを含んで流す血漿成分の2つからなります。この血漿成分のうち、90%が水分で構成されており、血液全体でみると水分が8割も占めていることがわかります。

このことから、体全体の水分量が減ってしまうと、血液もだんだんとドロドロの状態になってしまいます。

血液がドロドロの状態が如何に体に悪いかは、皆さんもご存知かと思います。この状態にならないようにする意味でも、こまめな水分補給は欠かさずに行っていただきたいのです。

また、水分だけでなく、内臓の調子が悪いと血液の状態も悪くなってしまいます。それは、なぜでしょう?

血液の成分である赤血球、その中のヘモグロビンを作る主成分の鉄があるのですが、この鉄は普通体の中では作られることはありません。よって、食べ物から摂取するしかありません。そしてそこから摂取した鉄は十二指腸という胃の下にある臓器で吸収され、骨髄へ運ばれて最終的にヘモグロビンとなります。

この十二指腸の働きが悪くなってしまうと鉄の吸収もおろそかになり、ヘモグロビンも作られにくくなります。これが続いていくと赤血球も減っていくため、血液の赤みが薄くなってしまい、身体中に運ぶ酸素の量が少なくなり、酸欠の状態に陥ってしまいます。これを鉄欠乏性貧血といいます。貧血になってしまうと、重い脱力感、疲労、倦怠感、全身の血色が悪い、所謂蒼白といった諸症状が起こってきます。

たかが水分、されど水分、飲みすぎるとトイレが近くなりいろいろと不便。習慣的に水分をあまりとらない生活になっていませんか?


脊柱管狭窄症について

2021-11-01 [記事URL]

こんにちはスタッフの遠藤です。
今回は脊柱管狭窄症について書いていこうと思います。

上記の図が脊柱管になります!
脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで腰痛や痺れを引き起こすのが主な特徴です。
脊柱管狭窄症とは、脊椎の中心にある脊柱管が狭くなることで、その管を通る神経を圧迫して、痛み、痺れを引き起こす症状です。
脊柱管狭窄症による狭窄の殆どが、後天性のもので、筋力の衰え、骨の変形、軟骨の減少など、中高年以降、特に高齢者に多く見られます。
首に起こるのが、頚部脊柱管狭窄症ですが、首に近くになる頸椎の脊柱管が狭くなることを示します。
首こりがひどい、肩こりがひどい、腕がしびれる、頭痛が出るなどの症状があらわれます。また肩、首の症状に伴い、睡眠の質なども低下するため自律神経の乱れなどもおこりえます。

次に、腰部脊柱管狭窄症ですが、神経根型と馬尾型に区分されます。

神経根は、脊柱管の左右両側を通る神経なので、どちらか一方に圧迫があると、片方だけに症状が現れるというのが特徴。
例えば、右足に痛み、痺れがあるのに、左はまったく感じないなどがあります。

馬尾型の腰部脊柱管狭窄症です。

馬尾神経は、神経の束なので、両足、下肢全体にしびれ、麻痺、痛みが広がります。
またこの場合、残尿感、便秘、性的異常など排泄トラブルも同時に確認されることがあります。

狭くなった脊柱管を広げるには外科的な手術をするしかありませんが、脊柱管狭窄症に伴い現れる筋肉のこわばり、それに伴うしびれや疼痛などは施術を行い、適切にアプローチを行っていくことで緩和していくことが可能です。脊柱管狭窄症による痛みは神経の痛みです。神経痛はとても痛みがつらく、見た目的には外傷ないため精神的にも苦しい期間となります。少しでも症状を緩和していくことで、とてもつらい時期をなんとか乗り切るお手伝いは出来ると考えています。
そういった症状にお悩みの方は是非一度はるかぜ鍼灸接骨院をお試しください。


腰椎分離症について

2021-10-11 [記事URL]

腰

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。
今回は腰椎分離症について書いていこうと思います。

腰椎分離症とは・・・

腰の骨の一部分が骨折している状態を腰椎分離症といいます。
5つの骨で構成される腰椎ですが、5番目の腰椎が最も分離しやすいと言われています。

腰椎は、椎間板という骨と骨の間にあるゼリー状のクッションの役割をはたす組織と、椎間関節(ついかんかんせつ)の組み合わせで骨を連結させています。
しかし、椎体と椎弓が折れてしまうと、椎間関節が正常に機能せず、分離を引き起こします。

腰椎分離症になりやすいのは、体が柔らかい中高生の時期だと言われています。

成長期に激しくジャンプする、腰を捻る、まわす、などの負担を毎日のようにかけ続けることで、疲労骨折のような状態になってしまいます。

これが主な腰椎分離症の原因と言われています。

成長過程に子供の多くは、部活動やクラブ活動など激しい運動に行っており、必ず、成長期の子供が腰椎分離症になるとも言い切れません。そこには、体質、姿勢なども関係しているのではないかと考えられています。

腰椎分離症の症状は・・・

一般的な腰痛と、腰椎分離症の症状は、ほぼ同じです。
腰がなとなく重い、痛い、ハリを感じる、鈍痛がある、といった程度であるため、「としのせいかも」「使いすぎた」程度で放置する方が多いのも特徴的。

ただ、一般的な腰痛との違いは、腰をそらした時に、痛みが強くなる、ということで、その他にも、運動中に急性腰痛症(ぎっくり腰)のような痛みが出現することもあります。

表現方法は人によって異なりますが、腰が抜けたように痛い、という方も少なくありません。
また、極稀ではありますが、腰椎分離症の方で足にしびれを感じる方もいます。

この場合腰椎分離症だけでなく、分離からすべり症に発展し、神経を圧迫していることが原因です。
神経根を圧迫すると、坐骨神経痛のような症状がお尻から足にかけて現れます。

腰椎分離すべり症を発症すると、日常生活にかなりの支障をきたす場合もあるので、その際は、お近くの病院にて詳しい検査を受けてください。

【腰椎分離症予防ストレッチ】

腰椎分離症を改善、予防するには、下半身の筋力を鍛え、筋力で上半身を支える必要があります。
その為、下半身を中心とした筋力アップを行いましょう。

まず、足を肩幅程度に開き、正しい姿勢をとります。
手のひらを正面に向けて、手を伸ばします。

この状態でスクワットのような運動を行いましょう。
腰を下に落とし、ゆっくりと元の位置に戻るという動きを繰り返し10回行ってください。

ただし、少しでも腰のハリ、痛みがある場合は、決してムリをしてはいけません。
毎日10回の1セットを無理なく出来るようになったら徐々に回数を増やし、筋力アップを行いましょう


水分摂取の大切さ

2021-05-18 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。
今回は、水分摂取の大切さについて書いていこうと思います。普段から水分を摂取しない方はいないと思います。しかし、摂取量が少なかったり、利尿作用の多い物にかたよって摂取していたり、人によって様々な取り方をしていると思います。この部分が皆様の健康に大きく関わっているのではないかと思います。長文ですが、ご興味のある方はお読みください。

私たち人間の体は、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセントが水分と言われています。例えば体重60㎏の人で例えると水分は42㎏ということになります。 体内の水は、大きく細胞内液と細胞外液に分けられます。細胞内に存在する細胞内液は、体内水分の約3分の2を占めています。

残りが細胞外液です、体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液に分けられます。血液は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。その血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体です。そして、血漿のほとんどが水でできています。血漿にはナトリウムイオン、塩化物イオン、タンパク質などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれています。

体内のすべての血液は、循環の過程で腎臓を通過し、クリーニングされています。このクリーニングがおこなわれなければ、体内に老廃物が溜まってしまうのです。腎臓は、血液の中の不要物を多量の水(1日に170~180リットル)とともにろ過し、その後まだ必要なものと水分を再び吸収し、残った不要物と水分を尿として膀胱へ送っています。成人で健康な人の平均的な1日の排尿量は、約1.2リットル。最低でも500ミリリットルの尿を排泄しないと老廃物を出し切ることができないと言われています。

腎臓は。水分の補給が少なければ尿を濃縮し水の排出を減らし、多ければ尿の量を増やして余分な水分を放出し、体内水分量のバランスをキープしています。

体内の水不足は、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。熱中症や脱水症状なども水分不足が引き起こす状態です。
のどが渇いたと思ったときには、すでに体内の水が不足している可能性があります。渇きを感じる前に、水分を補給するようにすると良いと思います。

水分補給3つのコツ

1 習慣をつける
起床後と就寝前、コップ1杯(200ml)の水を飲む習慣をつけましょう。これだけでも400ml摂取することができます。

2 ペットボトルは小より大を
ミネラルウォーターを利用する場合は、500ml入りサイズをこまめに開けるよりも、手元に2000ml入りくらいの大きなものを用意しましょう。ボトルに目盛りを入れて、それを参考にしながら飲むのもオススメです。

3 水に風味をつける
キュウリやレモン、ベリーなど、野菜やフルーツを水に加えてデトックスウォーターとして飲むのも良いと思います。砂糖や添加物なしでヘルシーに飲めるばかりか、水溶性の栄養素もたっぷり摂れますよ。最近なら味付きの水もありますよね。

次は水分補給と電解質バランスについて書いていこうと思います。

電解質にはさまざまな種類があり、それぞれ体のなかで大きな役割を果たしています。電解質のバランスが悪くなるといろいろな症状が出てくると同時に、電解質のバランスが崩れたことは体のどこかで異常が起きていることのサインにもなります。

では電解質とは?
人間の体の約60%は水分です。水分すなわち体液にはさまざまな物質が溶け込んでおり、その物質は電気を帯びる電解質(イオン)と、電気を帯びない非電解質に分けられます。
そしてさらに、電解質は水に溶けると陽イオンと陰イオンに分かれます。

電解質は、その種類にもよりますが、主に下記のような重要な役割を果たしています。

神経や筋肉機能の調整

酸と塩基のバランスの維持

水分バランスの維持

電解質は体内で合成できないので、食事から摂取しなければなりません。電解質の不足では欠乏症や不調の原因となりえます。

補給に適した飲み物で市販のスポーツドリンクなどがあります。
スポーツドリンクは合理的な飲み物で水分だけで無く、体に必要な栄養分が溶け込んでいるので同時に摂取出来るすぐれものです

そして自宅でも簡単に作れるようです!!

水1リットルに対し、砂糖40g+食塩3g

水分をより効率的に補給し、かつ電解質バランスも整える。そういった部分からも風邪の予防や筋肉の不調、身体の不調を予防していきましょう。

次は水分補給と利尿作用について書いていこうと思います。

通年通して感じることは来院する患者様で脱水気味の方が目立ちます。水分をしっかりととっていますか?とたずねるとしっかりとっていますと答えます。しかし、症状は脱水時に起こる症状。問題は水分補給をしている飲み物にありました。

主にどんな飲み物をとっているのかたずねると緑茶、紅茶、コーヒーが主です。とのこと、、、、

お茶での水分補給は、場合によってはおすすめではありません。汗とともに失われる塩分が含まれていないため、スポーツ中や汗を多くかいたときには、別の物での水分補給を心掛けましょう。また、尿の排出を促す作用がある点にも注意が必要です。

熱中症対策としての水分補給には、スポーツ飲料や経口補水液を活用しましょう。お茶と同様に利尿作用がある、コーヒーやアルコールは避けましょう!

利尿作用のある物質としてカフェインやカリウムがあげられます。

カフェインはコーヒー豆、マテ茶を含む茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれている食品成分の一つです。カフェインの一日当たりの摂取量と主要摂取源は国や食生活により異なりますが、コーヒーと茶の2つが最も突出した摂取源です。
また、コーヒーや茶葉から抽出されたカフェインについては、清涼飲料水などに苦味料等の用途で食品添加物として使用されていますカフェインを多く含む主な食品は、国内で日常、嗜好品として飲まれるコーヒー及び茶類です。 また、清涼飲料水のエナジードリンクや眠気覚まし用のドリンクは、コーヒー・ココア類、茶類よりも更に多くのカフェインが含まれているものがあります。

カリウムが多く含まれる飲み物は、果実使用のジュース、特に濃縮還元やストレートや豆乳のカリウム量が多くなっています。腎臓病等でカリウム制限のある方は、飲む量に気をつけましょう。

食品の成分表示をみると書いてあるのでよく観察してみてください。

水分補給として一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こしてしまいます。飲む量は、かいた汗の量を目安にし、汗で失われる塩分(ナトリウム)もきちんと補給しましょう。

私たちの身体には、約0.9%の食塩水と同じ浸透圧の血液が循環しています。また汗をかいた肌をなめると塩辛い味がすることからわかるように、汗にはナトリウムが含まれています。大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなります。同時に余分な水分を尿として排泄します。これが自発的脱水症と呼ばれるものです。この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となります。

よく質問されるのが、水だけじゃダメ?という質問なのですが、汗をかいたら塩分(ナトリウム)の補給も必要です。脱水時は、水分とともに適量の塩分をとることが重要です!水分だけで考えるのではなく、味噌汁やせんべいなども塩分を摂取するにはよいのではないでしょうか。

長時間運動を続ける場合には、ナトリウム濃度をやや高くすることが必要です。長時間の運動では、血液のナトリウム濃度が低下して、熱けいれんが起こることが報告されています。

また、糖を含んだ飲料が推奨される理由としては、腸管での水分吸収を促進することが挙げられます。主要な糖であるブドウ糖は、腸管内でナトリウムが同時にあると速やかに吸収されます。そしてそれらに引っ張られ水分も吸収されるというのがそのメカニズムです。

ロジカルに考えていくとこんなにたくさんの事柄が出てくるのですが、つまるところ水分摂取の大切さとコツさえ分かっていれば、防ぐことの出来る、ケガや病気、体調不良がたくさんあるということです。


更年期障害について

2021-03-15 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。今回は更年期障害(こうねんきしょうがい)について書いていこうと思います。
更年期障害とは、閉経前後で女性ホルモンの減少によって、さまざまな症状が現れます。

日本人女性の更年期症状評価表によると

顔や上半身がほてる(熱くなる)
汗をかきやすい
夜なかなか眠れない
夜眠っても目をさましやすい
興奮しやすく、イライラすることが多い
いつも不安感がある
ささいなことが気になる
くよくよし、ゆううつな事が多い
無気力で疲れやすい
目が疲れる
ものごとが覚えにくかったり、物忘れが多い
めまいがある
胸がどきどきする
胸がしめつけられる
頭が重かったり、頭痛がよくする
肩や首がこる
背中や腰が痛む
手足の節々(関節)の痛みがある
腰や手足が冷える
手足(指)がしびれる
最近音に敏感である

以上の21項目を『強』『弱』『無』の3段階で評価します。この他にも多様な症状が現れることがあります。例えば、吐き気や皮膚を蟻(あり)が這うような感覚=蟻走感(ぎそうかん)などといった症状があらわれる事があります。

更年期障害に関わる女性ホルモンには卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがあり、脳の視床下部(ししょうかぶ)によりコントロールされています。更年期に卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減ってくるため脳はもっと女性ホルモンを分泌させようと視床下部から指令を出します。しかし、卵巣の機能が低下、停止しているために女性ホルモンは分泌されず、この繰り返しで視床下部が混乱してしまいます。視床下部は自律神経や免疫の中枢でもあるためそれらの機能にも乱れが生じてきます。その他にも更年期障害(症状)を起こす要因として家庭、職場などのストレスや性格などによるストレスの受け方も関係しているといわれています。多くの要因が絡み合うことで更年期障害は引き起こされています。

また女性だけではなく男性も更年期障害を起こすことがあります。
要因としては加齢などによる男性ホルモンの低下などがあげられます。しかし、テストステロンだけではなく環境やストレスなど様々な外的要因が関わっているようです。更年期障害というと女性の体調不良といったイメージがまだまだ強く、人知れず症状に悩んだり、放置し続けて状況を悪くしてしまったりしてしまうことがあるようです。

女性、男性ホルモン分泌、自律神経の中枢、免疫などは脳の視床下部が最高中枢となっています。
更年期障害、自律神経失調症など多くの不調に関わっていることに変わりはありません。更年期障害や自律神経の症状など共通して言えることは睡眠の状態が良くないということです。良い睡眠を獲得していくということは身体を施術し、自己治癒力を向上させていく為にもとても重要な要素になります。
良い睡眠をとるために努力、工夫をしてみるのも体調改善の為に繋がるのではないでしょうか。


石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)

2021-02-01 [記事URL]


こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。今回は肩の石灰沈着性腱板炎について書いていこうと思います。

石灰沈着性腱板炎とは、肩の関節にカルシウムが貯まり炎症が生じる事によって起こる病気です。その多くが肩の腱板の中にリン酸カルシウム結晶という物質が貯まっている状態です。特徴としては突然、激しい肩関節の痛みが起こり、痛みがきつく関節を動かすことも出来ず、痛みで寝付くことも出来ない方が多いです。40~50代の女性に多く見られる傾向があります。
そもそもなぜ肩関節にカルシウムが貯まるのか?
人間の体は骨に必要なカルシウム量を維持するために腸からの吸収と尿での排泄でバランスをとっています。しかし、尿から排泄しきれなかったカルシウムは長い年月をかけて体の中の血管、関節、腱、靭帯などに蓄積してしまいます。その結果、肩などに石灰(カルシウム)が貯まってしまうことがあります。
なぜカルシウムが貯まると痛みがでるのか?
ちなみにカルシウムが貯まっただけでは痛みは出ません。些細な事をきっかけとして貯まったカルシウムを体が異物と判断し、異物反応を起こすと痛みが発生します。自己防衛機構でカルシウムを溶かすように攻撃することで炎症による激痛が発生します。

この激痛のタイミングは、カルシウムの貯まり始めや途中の時ではありません。身体が異物と判断しカルシウムを排除しようと炎症を起こし、溶かしてしまおうという反応がこの場合の炎症反応となります。その炎症反応が異物を溶かそうとしているので、とても激しい痛みが発生すると考えられています。

こういった場合、まずは整形外科で診察をしてもらい関節内のカルシウムの沈着の有無がポイントになってくると思います。肩の急激な痛みなので来院し、石灰沈着の兆候が見られた場合は、整形外科での診察を進めさせていただきます。患者様の痛みが一日でも回復するようはるかぜ鍼灸接骨院ではベストを尽くさせて頂きます。


再アップ 起立性調節障害について

2020-12-01 [記事URL]

こんにちは!はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。

起立性調節障害(OD)は年々増加傾向にあるというデータがあります。

軽症のものも含めると100万人を超えるといわれています。

またコロナ自粛などで、体調を崩している子供も多く来院しています。以前にアップしたブログですが、再アップさせていただきます。

起立性調整障害について(OD:orthostatic dysregulation)

小学校高学年から高校生ぐらいの子供たちによくみられます。症状は朝起きれない、気持ちが悪い、立ちくらみがする、体がだるい、食欲がない、頭が痛い、お腹が痛い、顔色がわるいなど、様々です。

人にはどんな姿勢でも体全体に血液がめぐるように自律神経が働いています。寝ている姿勢、座っている姿勢からの立ち上がりなど起立すると、重力によって、血液が下に流れます。
その結果、一時的に血圧が低下します。通常は、この状態を回避するため、自律神経の交感神経が優位に働き、下半身の血管を収縮させて、下に流れた血液をもとに戻すよう血圧を維持します。(下半身に血液がたまらないようにします)
またそれと同時に副交感神経が低下することによって、心臓のドキドキが増加し、血圧を正常に維持するよう作用します。

しかし、起立性調節障害の場合は、自律神経の働きが正常に作動せず反応が遅れてしまうため、下半身に血がたまり、血圧は低下し、脳や全身への血流が弱くなってしまいます。
その為、一時的に酸欠、などの状態が発生し、さまざまな体調不良を引き起こします。

起立性調節障害をのりきっていくのに一番大切なことは、本人や家族、まわりの人が理解することが大切です。

まずは、生活リズムを整えていきます。早寝早起きなど規則正しい生活習慣を身につけて自律神経の日内変動の正常化を促します。その為にも、肩や首がガチガチに固まっていると睡眠の質が良くなっていきません。うまくほぐしてあげることが大切です。
身体に負担の少ない運動を毎日行うことも効果的です。軽い散歩や乾布摩擦も効果的です。
少し塩分の多い食事や、むくみ防止用の靴下なども血圧の維持に効果的です。

また、起床時には急に起き上がらずに、一度座った姿勢をとってから、ゆっくりと起き上がるようにすることも大切です。自律神経が起立性調節障害には大きく関わっているため、自律神経失調症と呼ばれることもあります。

自律神経失調症の症状としては
動悸に不眠、吐き気にのぼせ、不安やイライラ、意欲の低下、集中力の低下、めまい耳鳴り、うつ症状などがあります。これらの症状は、主に起立性調節障害を引き起こすきっかけにもなるので、できるだけ早めに改善していけるようにしましょう。

当院では主に手技、鍼灸、スーパーライザーを用いた施術を行っていきます。自律神経の失調を改善していくことで起立性調節障害の緩和、改善を目指していきます。


秋の養生法

2020-11-01 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です!!

今回は秋の養生法を紹介したいと思います。寒さが本格的に厳しくなる冬に向けてどのように過ごしていくことが健康的なのか、東洋医学的に考え、紹介していこうと思います。

東洋医学的に考えると、秋の3か月を『容平』というそうです。『容平』とは収穫のことで万物が成熟して収穫される。すべてが引き締まり収納され、大地には粛清とした気配が漂う。当然体の陽気も体内の奥深くに収納される。

・・・・・。。。ん?収穫期が終わって作物は倉庫に収められるから畑には何もなくなってスッキリするってことでしょうか。

秋の養生法

鶏とともに早寝早起きをする。心を安らかにし、あれもこれもしたいなどと気を乱したり、活発に動いてはならない。これに背くと秋の気である肺気が痛む。すると冬には下痢がちになるのである。

秋口に入り、朝晩冷えるようになると、夏場に活発に活動していた表皮が閉じ、その分気管や鼻に負担がかかるようになります。 さらに秋の風は乾燥しており、のどや鼻の粘膜を傷つけやすいので、鼻炎や喘息、風邪の原因となりやすいです。 たしかに発汗しすぎると風邪を引きやすいものです。もし、秋に汗をよくかくようなことがあったら、すぐにふき取ってあげましょう。

ようするに・・・・

・早寝早起きをして生活リズムを安定させる

・気温や湿度が変化するので保温、保湿に気を配る

・汗をかいたら冷える前に着替える

こんな感じでしょう!!

続けて精神的な養生法です。

漢方古典の書物には、「秋は西。西方は白色、入りて肺に通じ、肺は皮毛を、皮毛は腎を生ず。肺は鼻を主り、志にありては憂いとなす。類は金、その味は辛」と書かれています。

なんのこっちゃ・・・難解ですね・・・

前半部分の内容をおさらいすると

『入りて肺に通じ、肺は皮毛を、皮毛は腎を生ず。肺は鼻を主り』

・早寝早起きをして生活リズムを安定させる

・気温や湿度が変化するので保温、保湿に気を配る

・汗をかいたら冷える前に着替える

こんな生活養生をふまえたうえで次です!

食養生

冬に皮毛が閉じる前にもう一度「気」の入れ替えをする時に役立つ食材は「辛味」です。 ネギ、酒、唐辛子、わさび、ニンニク、カレー、山椒、大根、玉ねぎ等です。秋の味覚の中で梨、銀杏等は肺を潤し、咳を出にくくする食材です。金柑は声を補ってくれます。 ちなみに唐辛子は副腎髄質ホルモンを刺激して新陳代謝を良くする効果があります。ただし、「辛味」は食べ過ぎには注意してください。

分かりやすい!!素晴らしい!!

カレー、お寿司、おでん、鍋料理、うな丼などなど、おいしそうです!!

精神養生

秋の気は「憂」です。 憂愁の気持ちは、強すぎると肺の精気を損傷し、宣発と粛降(せんぱつ=上昇して広く行き渡らせるの意、呼吸により体内の濁気を排出、脾からの水分と栄養物を全身に散布し、汗を体外に排出する機能。 しゅくこう=清粛、清潔、下降という意味。自然界の清気を吸入した清気と脾からの水分と栄養物質を下に降ろし、肺と呼吸器にある異物を取り除き清潔に保つ機能。)の機能を失調させ、気の運行不利を起こし、肺気消耗に陥り抵抗力が落ちると考えられています。肺を潤しながら補い、憂いを除いて冬になっても風邪をひかないことを目標にしたいものです。 夏に比べて皮毛は発散しにくいように縮んでいます。 気も身体と同じように引き締め、精神の動揺によって秋の「憂」の気を受けすぎないようにしましょう。 憂いや悲しみの気持ちが出易い季節です。ある程度は季節の影響と受け止め、ゆったりと構えて微笑んで過ごしましょう。

なんとなく悲しい、憂鬱だみたいな事が秋になるとありますが、季節のせいだったんですね!!

そういった気分からも体には影響がでてきそうですね。

でも、皆さん安心してください。

いつも明るい『はるかぜ鍼灸接骨院』で秋の憂鬱を吹き飛ばしてやりましょう!スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。


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