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水分摂取の大切さ

2021-05-18 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。
今回は、水分摂取の大切さについて書いていこうと思います。普段から水分を摂取しない方はいないと思います。しかし、摂取量が少なかったり、利尿作用の多い物にかたよって摂取していたり、人によって様々な取り方をしていると思います。この部分が皆様の健康に大きく関わっているのではないかと思います。長文ですが、ご興味のある方はお読みください。

私たち人間の体は、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセントが水分と言われています。例えば体重60㎏の人で例えると水分は42㎏ということになります。 体内の水は、大きく細胞内液と細胞外液に分けられます。細胞内に存在する細胞内液は、体内水分の約3分の2を占めています。

残りが細胞外液です、体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液に分けられます。血液は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。その血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体です。そして、血漿のほとんどが水でできています。血漿にはナトリウムイオン、塩化物イオン、タンパク質などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれています。

体内のすべての血液は、循環の過程で腎臓を通過し、クリーニングされています。このクリーニングがおこなわれなければ、体内に老廃物が溜まってしまうのです。腎臓は、血液の中の不要物を多量の水(1日に170~180リットル)とともにろ過し、その後まだ必要なものと水分を再び吸収し、残った不要物と水分を尿として膀胱へ送っています。成人で健康な人の平均的な1日の排尿量は、約1.2リットル。最低でも500ミリリットルの尿を排泄しないと老廃物を出し切ることができないと言われています。

腎臓は。水分の補給が少なければ尿を濃縮し水の排出を減らし、多ければ尿の量を増やして余分な水分を放出し、体内水分量のバランスをキープしています。

体内の水不足は、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。熱中症や脱水症状なども水分不足が引き起こす状態です。
のどが渇いたと思ったときには、すでに体内の水が不足している可能性があります。渇きを感じる前に、水分を補給するようにすると良いと思います。

水分補給3つのコツ

1 習慣をつける
起床後と就寝前、コップ1杯(200ml)の水を飲む習慣をつけましょう。これだけでも400ml摂取することができます。

2 ペットボトルは小より大を
ミネラルウォーターを利用する場合は、500ml入りサイズをこまめに開けるよりも、手元に2000ml入りくらいの大きなものを用意しましょう。ボトルに目盛りを入れて、それを参考にしながら飲むのもオススメです。

3 水に風味をつける
キュウリやレモン、ベリーなど、野菜やフルーツを水に加えてデトックスウォーターとして飲むのも良いと思います。砂糖や添加物なしでヘルシーに飲めるばかりか、水溶性の栄養素もたっぷり摂れますよ。最近なら味付きの水もありますよね。

次は水分補給と電解質バランスについて書いていこうと思います。

電解質にはさまざまな種類があり、それぞれ体のなかで大きな役割を果たしています。電解質のバランスが悪くなるといろいろな症状が出てくると同時に、電解質のバランスが崩れたことは体のどこかで異常が起きていることのサインにもなります。

では電解質とは?
人間の体の約60%は水分です。水分すなわち体液にはさまざまな物質が溶け込んでおり、その物質は電気を帯びる電解質(イオン)と、電気を帯びない非電解質に分けられます。
そしてさらに、電解質は水に溶けると陽イオンと陰イオンに分かれます。

電解質は、その種類にもよりますが、主に下記のような重要な役割を果たしています。

神経や筋肉機能の調整

酸と塩基のバランスの維持

水分バランスの維持

電解質は体内で合成できないので、食事から摂取しなければなりません。電解質の不足では欠乏症や不調の原因となりえます。

補給に適した飲み物で市販のスポーツドリンクなどがあります。
スポーツドリンクは合理的な飲み物で水分だけで無く、体に必要な栄養分が溶け込んでいるので同時に摂取出来るすぐれものです

そして自宅でも簡単に作れるようです!!

水1リットルに対し、砂糖40g+食塩3g

水分をより効率的に補給し、かつ電解質バランスも整える。そういった部分からも風邪の予防や筋肉の不調、身体の不調を予防していきましょう。

次は水分補給と利尿作用について書いていこうと思います。

通年通して感じることは来院する患者様で脱水気味の方が目立ちます。水分をしっかりととっていますか?とたずねるとしっかりとっていますと答えます。しかし、症状は脱水時に起こる症状。問題は水分補給をしている飲み物にありました。

主にどんな飲み物をとっているのかたずねると緑茶、紅茶、コーヒーが主です。とのこと、、、、

お茶での水分補給は、場合によってはおすすめではありません。汗とともに失われる塩分が含まれていないため、スポーツ中や汗を多くかいたときには、別の物での水分補給を心掛けましょう。また、尿の排出を促す作用がある点にも注意が必要です。

熱中症対策としての水分補給には、スポーツ飲料や経口補水液を活用しましょう。お茶と同様に利尿作用がある、コーヒーやアルコールは避けましょう!

利尿作用のある物質としてカフェインやカリウムがあげられます。

カフェインはコーヒー豆、マテ茶を含む茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれている食品成分の一つです。カフェインの一日当たりの摂取量と主要摂取源は国や食生活により異なりますが、コーヒーと茶の2つが最も突出した摂取源です。
また、コーヒーや茶葉から抽出されたカフェインについては、清涼飲料水などに苦味料等の用途で食品添加物として使用されていますカフェインを多く含む主な食品は、国内で日常、嗜好品として飲まれるコーヒー及び茶類です。 また、清涼飲料水のエナジードリンクや眠気覚まし用のドリンクは、コーヒー・ココア類、茶類よりも更に多くのカフェインが含まれているものがあります。

カリウムが多く含まれる飲み物は、果実使用のジュース、特に濃縮還元やストレートや豆乳のカリウム量が多くなっています。腎臓病等でカリウム制限のある方は、飲む量に気をつけましょう。

食品の成分表示をみると書いてあるのでよく観察してみてください。

水分補給として一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こしてしまいます。飲む量は、かいた汗の量を目安にし、汗で失われる塩分(ナトリウム)もきちんと補給しましょう。

私たちの身体には、約0.9%の食塩水と同じ浸透圧の血液が循環しています。また汗をかいた肌をなめると塩辛い味がすることからわかるように、汗にはナトリウムが含まれています。大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなります。同時に余分な水分を尿として排泄します。これが自発的脱水症と呼ばれるものです。この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となります。

よく質問されるのが、水だけじゃダメ?という質問なのですが、汗をかいたら塩分(ナトリウム)の補給も必要です。脱水時は、水分とともに適量の塩分をとることが重要です!水分だけで考えるのではなく、味噌汁やせんべいなども塩分を摂取するにはよいのではないでしょうか。

長時間運動を続ける場合には、ナトリウム濃度をやや高くすることが必要です。長時間の運動では、血液のナトリウム濃度が低下して、熱けいれんが起こることが報告されています。

また、糖を含んだ飲料が推奨される理由としては、腸管での水分吸収を促進することが挙げられます。主要な糖であるブドウ糖は、腸管内でナトリウムが同時にあると速やかに吸収されます。そしてそれらに引っ張られ水分も吸収されるというのがそのメカニズムです。

ロジカルに考えていくとこんなにたくさんの事柄が出てくるのですが、つまるところ水分摂取の大切さとコツさえ分かっていれば、防ぐことの出来る、ケガや病気、体調不良がたくさんあるということです。


更年期障害について

2021-03-15 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。今回は更年期障害(こうねんきしょうがい)について書いていこうと思います。
更年期障害とは、閉経前後で女性ホルモンの減少によって、さまざまな症状が現れます。

日本人女性の更年期症状評価表によると

顔や上半身がほてる(熱くなる)
汗をかきやすい
夜なかなか眠れない
夜眠っても目をさましやすい
興奮しやすく、イライラすることが多い
いつも不安感がある
ささいなことが気になる
くよくよし、ゆううつな事が多い
無気力で疲れやすい
目が疲れる
ものごとが覚えにくかったり、物忘れが多い
めまいがある
胸がどきどきする
胸がしめつけられる
頭が重かったり、頭痛がよくする
肩や首がこる
背中や腰が痛む
手足の節々(関節)の痛みがある
腰や手足が冷える
手足(指)がしびれる
最近音に敏感である

以上の21項目を『強』『弱』『無』の3段階で評価します。この他にも多様な症状が現れることがあります。例えば、吐き気や皮膚を蟻(あり)が這うような感覚=蟻走感(ぎそうかん)などといった症状があらわれる事があります。

更年期障害に関わる女性ホルモンには卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがあり、脳の視床下部(ししょうかぶ)によりコントロールされています。更年期に卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減ってくるため脳はもっと女性ホルモンを分泌させようと視床下部から指令を出します。しかし、卵巣の機能が低下、停止しているために女性ホルモンは分泌されず、この繰り返しで視床下部が混乱してしまいます。視床下部は自律神経や免疫の中枢でもあるためそれらの機能にも乱れが生じてきます。その他にも更年期障害(症状)を起こす要因として家庭、職場などのストレスや性格などによるストレスの受け方も関係しているといわれています。多くの要因が絡み合うことで更年期障害は引き起こされています。

また女性だけではなく男性も更年期障害を起こすことがあります。
要因としては加齢などによる男性ホルモンの低下などがあげられます。しかし、テストステロンだけではなく環境やストレスなど様々な外的要因が関わっているようです。更年期障害というと女性の体調不良といったイメージがまだまだ強く、人知れず症状に悩んだり、放置し続けて状況を悪くしてしまったりしてしまうことがあるようです。

女性、男性ホルモン分泌、自律神経の中枢、免疫などは脳の視床下部が最高中枢となっています。
更年期障害、自律神経失調症など多くの不調に関わっていることに変わりはありません。更年期障害や自律神経の症状など共通して言えることは睡眠の状態が良くないということです。良い睡眠を獲得していくということは身体を施術し、自己治癒力を向上させていく為にもとても重要な要素になります。
良い睡眠をとるために努力、工夫をしてみるのも体調改善の為に繋がるのではないでしょうか。


ひき逃げされた時の対応

2021-03-01 [記事URL]


こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の國持です。
皆さんは交通事故に遭われたことはありますか?いくら運転手自身が気を付けていても
起きてしまうのが交通事故です。特に富士市は静岡の中でも事故が多いように感じます。
どんな人と事故を起こしてしまうのかその時でないとわかりません。
ですが、少しでも知識があれば、冷静さを失いそうになる状況でもある程度の対応は
出来るのではないでしょうか。
そこで、今回は交通事故の中でも最も困るケースの一つとして、ひき逃げのお話をさせて頂きます。
ひき逃げをされた時は、加害者の車両がわからないので、自賠責保険から支払いを受けることは
出来ません。この点においては相手の車両が無保険の場合と同じです。
しかしそれでは被害者が気の毒なので、無保険車の場合と同じように、国が損害賠償を支払うことに
なっています(自賠法72条1項)。支払いの基準や請求の手続き、事故の日から三年以内に請求の
手続きを取らないと時効になってしまいます。ちなみに請求用紙は保険会社でも取り扱っているので
そのような事態になったら相談してみるといいでしょう。
なお、泥棒運転の車にはねられたケースでは、車両の所有者に責任がある場合では保有者から
賠償金を支払ってもらえます。
ですが、保有者に責任がない場合には、被害者は自賠責保険がもらえないことになってしまいます。
このような場合には」、無保険車やひき逃げの場合の被害者と同じように、国が賠償金を支払って
くれます。支払いの基準、請求の手続き、時効期間もすべて同じです。
交通事故を起こしたものは、直ちに被害者を救護し、警察に届出をしまければならないことになっており、
ひき逃げをすると10年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます(道路交通法72条1項・117条)
当院で交通事故の治療を受ける患者様の中には、このようにひき逃げにあったり、相手が無保険だったり
するケースが時々あります。このブログでそういった人たちの一助になればと思います。
事故の疼痛でお悩みの方は当院までご相談下さい。


石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)

2021-02-01 [記事URL]


こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。今回は肩の石灰沈着性腱板炎について書いていこうと思います。

石灰沈着性腱板炎とは、肩の関節にカルシウムが貯まり炎症が生じる事によって起こる病気です。その多くが肩の腱板の中にリン酸カルシウム結晶という物質が貯まっている状態です。特徴としては突然、激しい肩関節の痛みが起こり、痛みがきつく関節を動かすことも出来ず、痛みで寝付くことも出来ない方が多いです。40~50代の女性に多く見られる傾向があります。
そもそもなぜ肩関節にカルシウムが貯まるのか?
人間の体は骨に必要なカルシウム量を維持するために腸からの吸収と尿での排泄でバランスをとっています。しかし、尿から排泄しきれなかったカルシウムは長い年月をかけて体の中の血管、関節、腱、靭帯などに蓄積してしまいます。その結果、肩などに石灰(カルシウム)が貯まってしまうことがあります。
なぜカルシウムが貯まると痛みがでるのか?
ちなみにカルシウムが貯まっただけでは痛みは出ません。些細な事をきっかけとして貯まったカルシウムを体が異物と判断し、異物反応を起こすと痛みが発生します。自己防衛機構でカルシウムを溶かすように攻撃することで炎症による激痛が発生します。

この激痛のタイミングは、カルシウムの貯まり始めや途中の時ではありません。身体が異物と判断しカルシウムを排除しようと炎症を起こし、溶かしてしまおうという反応がこの場合の炎症反応となります。その炎症反応が異物を溶かそうとしているので、とても激しい痛みが発生すると考えられています。

こういった場合、まずは整形外科で診察をしてもらい関節内のカルシウムの沈着の有無がポイントになってくると思います。肩の急激な痛みなので来院し、石灰沈着の兆候が見られた場合は、整形外科での診察を進めさせていただきます。患者様の痛みが一日でも回復するようはるかぜ鍼灸接骨院ではベストを尽くさせて頂きます。


交通事故を起こした時の責任について

2021-01-15 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。
今回は交通事故を起こした時の責任についてお勉強していきます。

交通事故を起こした加害者には民事責任・刑事責任・行政上の責任という3つの責任が発生します。

民事責任
交通事故によって被害者に与えた損害の賠償をする責任をいいます。この場合直接事故を起こした自動車の運転者に限られるわけではなく、その運転者の使用者や人身事故の場合は運行供用者も責任を負わされます。この使用者責任や運行供用者責任は重要視されていて、これらの責任を免れることは非常に難しくなっており、被害者を保護するという面から実際上重要なはたらきをしています。また損害とは、一般的には被害者のこうむった一切の不利益をいいます。もし事故に遭わなかったら被害者が得られたであろう収入、利益の喪失という消極的な利益も含み、さらにこの財産的損害の他に、事故による精神的な苦痛に対する慰謝料も含まれています。

刑事責任
交通事故によって他人を死亡させたり、負傷させたりすると、自動車運転過失致死傷罪や危険運転致死傷罪などの犯罪を犯したことになります。運転者に過失がある場合に成立します。過失とは運転者に要求される業務上の注意義務を怠ることですが、現実に事故が起きている以上過失がないとされるケースはまれです。

行政上の責任
事故を起こした運転者の受ける運転免許証の取り消しや停止等の処分を一般的に行政処分といいます。行政処分は運転者に一種の不利益を与えるものですが、刑罰とは異なり、行政庁たる公安委員会が行います。
この行政処分は行政上の取り締まりの為になされるものなので、刑事責任や民事責任と性質や目的を異にし、これらの責任追及とは関係なく、行われるものです。刑事責任がないとされたり、損害賠償したからといって免れることはありません。

この3つが交通事故を起こした際に発生してくる責任です。法律は難しくとても理解が大変ですよね。しかし、知っていると知らないのでは大きな違いがあります。いざという時の為に勉強しておくことをおすすめします!(^^)!


新年のご挨拶

2021-01-01 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院です。

新年あけましておめでとうございます。
昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、はるかぜ鍼灸接骨院では1月6日(水)より通常営業を行っております。
誠に勝手ながら、下記の期間は冬季休業とさせていただきます。
お不便をおかけしてしまい申し訳ありませんが、ご了承のほどお願い申し上げます。

令和三年 元旦


年末年始営業案内

2020-12-08 [記事URL]

こんにちは!
はるかぜ鍼灸接骨院です。
年末年始の営業案内を致します。

2020年12月30日(水)
~2021年1月5日(火)まで
お休みとなります。

年内
12月29日(火)
通常営業
年始
1月6日(水)
8:30~12:10(最終受付)

今年も残すところあとわずかとなりました。今後ともよろしくお願いいたします。


再アップ 起立性調節障害について

2020-12-01 [記事URL]

こんにちは!はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です。

起立性調節障害(OD)は年々増加傾向にあるというデータがあります。

軽症のものも含めると100万人を超えるといわれています。

またコロナ自粛などで、体調を崩している子供も多く来院しています。以前にアップしたブログですが、再アップさせていただきます。

起立性調整障害について(OD:orthostatic dysregulation)

小学校高学年から高校生ぐらいの子供たちによくみられます。症状は朝起きれない、気持ちが悪い、立ちくらみがする、体がだるい、食欲がない、頭が痛い、お腹が痛い、顔色がわるいなど、様々です。

人にはどんな姿勢でも体全体に血液がめぐるように自律神経が働いています。寝ている姿勢、座っている姿勢からの立ち上がりなど起立すると、重力によって、血液が下に流れます。
その結果、一時的に血圧が低下します。通常は、この状態を回避するため、自律神経の交感神経が優位に働き、下半身の血管を収縮させて、下に流れた血液をもとに戻すよう血圧を維持します。(下半身に血液がたまらないようにします)
またそれと同時に副交感神経が低下することによって、心臓のドキドキが増加し、血圧を正常に維持するよう作用します。

しかし、起立性調節障害の場合は、自律神経の働きが正常に作動せず反応が遅れてしまうため、下半身に血がたまり、血圧は低下し、脳や全身への血流が弱くなってしまいます。
その為、一時的に酸欠、などの状態が発生し、さまざまな体調不良を引き起こします。

起立性調節障害をのりきっていくのに一番大切なことは、本人や家族、まわりの人が理解することが大切です。

まずは、生活リズムを整えていきます。早寝早起きなど規則正しい生活習慣を身につけて自律神経の日内変動の正常化を促します。その為にも、肩や首がガチガチに固まっていると睡眠の質が良くなっていきません。うまくほぐしてあげることが大切です。
身体に負担の少ない運動を毎日行うことも効果的です。軽い散歩や乾布摩擦も効果的です。
少し塩分の多い食事や、むくみ防止用の靴下なども血圧の維持に効果的です。

また、起床時には急に起き上がらずに、一度座った姿勢をとってから、ゆっくりと起き上がるようにすることも大切です。自律神経が起立性調節障害には大きく関わっているため、自律神経失調症と呼ばれることもあります。

自律神経失調症の症状としては
動悸に不眠、吐き気にのぼせ、不安やイライラ、意欲の低下、集中力の低下、めまい耳鳴り、うつ症状などがあります。これらの症状は、主に起立性調節障害を引き起こすきっかけにもなるので、できるだけ早めに改善していけるようにしましょう。

当院では主に手技、鍼灸、スーパーライザーを用いた施術を行っていきます。自律神経の失調を改善していくことで起立性調節障害の緩和、改善を目指していきます。


秋の養生法

2020-11-01 [記事URL]

こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院の遠藤です!!

今回は秋の養生法を紹介したいと思います。寒さが本格的に厳しくなる冬に向けてどのように過ごしていくことが健康的なのか、東洋医学的に考え、紹介していこうと思います。

東洋医学的に考えると、秋の3か月を『容平』というそうです。『容平』とは収穫のことで万物が成熟して収穫される。すべてが引き締まり収納され、大地には粛清とした気配が漂う。当然体の陽気も体内の奥深くに収納される。

・・・・・。。。ん?収穫期が終わって作物は倉庫に収められるから畑には何もなくなってスッキリするってことでしょうか。

秋の養生法

鶏とともに早寝早起きをする。心を安らかにし、あれもこれもしたいなどと気を乱したり、活発に動いてはならない。これに背くと秋の気である肺気が痛む。すると冬には下痢がちになるのである。

秋口に入り、朝晩冷えるようになると、夏場に活発に活動していた表皮が閉じ、その分気管や鼻に負担がかかるようになります。 さらに秋の風は乾燥しており、のどや鼻の粘膜を傷つけやすいので、鼻炎や喘息、風邪の原因となりやすいです。 たしかに発汗しすぎると風邪を引きやすいものです。もし、秋に汗をよくかくようなことがあったら、すぐにふき取ってあげましょう。

ようするに・・・・

・早寝早起きをして生活リズムを安定させる

・気温や湿度が変化するので保温、保湿に気を配る

・汗をかいたら冷える前に着替える

こんな感じでしょう!!

続けて精神的な養生法です。

漢方古典の書物には、「秋は西。西方は白色、入りて肺に通じ、肺は皮毛を、皮毛は腎を生ず。肺は鼻を主り、志にありては憂いとなす。類は金、その味は辛」と書かれています。

なんのこっちゃ・・・難解ですね・・・

前半部分の内容をおさらいすると

『入りて肺に通じ、肺は皮毛を、皮毛は腎を生ず。肺は鼻を主り』

・早寝早起きをして生活リズムを安定させる

・気温や湿度が変化するので保温、保湿に気を配る

・汗をかいたら冷える前に着替える

こんな生活養生をふまえたうえで次です!

食養生

冬に皮毛が閉じる前にもう一度「気」の入れ替えをする時に役立つ食材は「辛味」です。 ネギ、酒、唐辛子、わさび、ニンニク、カレー、山椒、大根、玉ねぎ等です。秋の味覚の中で梨、銀杏等は肺を潤し、咳を出にくくする食材です。金柑は声を補ってくれます。 ちなみに唐辛子は副腎髄質ホルモンを刺激して新陳代謝を良くする効果があります。ただし、「辛味」は食べ過ぎには注意してください。

分かりやすい!!素晴らしい!!

カレー、お寿司、おでん、鍋料理、うな丼などなど、おいしそうです!!

精神養生

秋の気は「憂」です。 憂愁の気持ちは、強すぎると肺の精気を損傷し、宣発と粛降(せんぱつ=上昇して広く行き渡らせるの意、呼吸により体内の濁気を排出、脾からの水分と栄養物を全身に散布し、汗を体外に排出する機能。 しゅくこう=清粛、清潔、下降という意味。自然界の清気を吸入した清気と脾からの水分と栄養物質を下に降ろし、肺と呼吸器にある異物を取り除き清潔に保つ機能。)の機能を失調させ、気の運行不利を起こし、肺気消耗に陥り抵抗力が落ちると考えられています。肺を潤しながら補い、憂いを除いて冬になっても風邪をひかないことを目標にしたいものです。 夏に比べて皮毛は発散しにくいように縮んでいます。 気も身体と同じように引き締め、精神の動揺によって秋の「憂」の気を受けすぎないようにしましょう。 憂いや悲しみの気持ちが出易い季節です。ある程度は季節の影響と受け止め、ゆったりと構えて微笑んで過ごしましょう。

なんとなく悲しい、憂鬱だみたいな事が秋になるとありますが、季節のせいだったんですね!!

そういった気分からも体には影響がでてきそうですね。

でも、皆さん安心してください。

いつも明るい『はるかぜ鍼灸接骨院』で秋の憂鬱を吹き飛ばしてやりましょう!スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。


頭痛について

2020-10-08 [記事URL]

こんにちは『はるかぜ鍼灸接骨院』の遠藤です。

今回は頭痛について書いていこうと思います。

頭痛は大きく分けると3種類に分けられます。

・片頭痛
・緊張型頭痛
・群発性頭痛

です!!

まずは、片頭痛について書いていきます。脈に合わせてズキン、ズキンと拍動性のある痛みが頭の片側や両側、後頭部などに激しく発作的に生じる頭痛です。日本人の約800~900万人が片頭痛に悩まされているというデータもあり、とても多くの人が悩まされる疾患です。
片頭痛の前兆として、目の前がチカチカする、吐き気がするなどの前兆が現れることもあります。
片頭痛の病態は、まだ完全に解明されていません。しかし、現在は、何らかの理由により、脳の血管が急激に拡張することで起こと考えられています。ストレスなどにより三叉神経刺激され、神経末端より炎症物質を放出し、その炎症物質がさらに血管を拡張し「ズキン、ズキン」と拍動する痛みをもたらす片頭痛を発症するといわれています。
また、気圧の変化、人混みや騒音などの騒がしい環境下に長く身を置くこと、女性の場合はホルモンなどの関与もあるのではないかと言われています。
ここからは、片頭痛に対して我々の出来る事なのですが上記にもあるように『激しく発作的』起こる頭痛です。いかにその発作を起こさないようにしていくかが重要と考えています。

次は緊張型頭痛についてです。

緊張型頭痛は、頭を締め付けられるような頭痛です。

緊張型頭痛の特徴として、頭痛が継続的に毎日続くことが挙げられます。頭痛は数十分でおさまることがある一方、1週間ほど持続する場合もあります。後頭部を中心として側頭部や首にかけて痛み出します。

痛みは激烈というほど強くなるわけではなく、日常生活を送ることはできますが、頭がはちまきで締め付けられるようにじわじわ痛みます。また、頭の痛みに加えて、目の疲れやめまいがでることもあります。緊張型頭痛は精神的・肉体的なストレスを原因として発症する関係から、ストレスや疲労が蓄積しやすい夕方に痛みが生じることが多いと言われています。

片頭痛と緊張型頭痛と共通して言えることがあります。それは『ストレス』です。肩が凝って痛い、腰が痛い、膝が痛い、首が痛い、目が重いなど痛みだけで考えても多くのストレスがあります。調子が悪いとイライラしたり、急に不安になったり、気持ち的にも不安定になりがちです。心と体はいつも連動しています。不調をそのままにせず、しっかりとメンテナンスをしていくとこで、防いでいく事が出来ると思います。

最後に群発性頭痛です。
眼の周囲から前頭部、側頭部にかけて激しい頭痛が生じる病気です。一定期間、頭痛を繰り返すことが特徴です。

群発性頭痛の有病率は1,000人に1人程度と推定されており、片頭痛に比べるとかなり珍しい病気です。群発頭痛は20〜40歳代までの男性に発症することが多いと言われています。

群発性頭痛の痛みは非常に強くきつい頭痛です。また一定期間、周期性を持って繰り返すこともあり、日常生活に大きな支障が出ます。

群発性頭痛で生じる頭痛は、一定の周期性を持って発症することが特徴的です。季節の変わり目や、5月や6月などの特定の時期の決まった時間に頭痛が起こります。

頭痛の発作は1~2時間、2週間から1か月間連日のように続いた後、ぱたりと発作が治まり、半年から一年経つと再び発作が起こるという「周期性」が大きな特徴です。

群発性頭痛は、激烈です。目玉をえぐられるような、眼をぐりぐりされるような、と表現されるほど耐え難い痛みです。じっとしていられないばかりではなく、人格を変えてしまい興奮状態に陥ることもあります。さらに頭痛発作が起こっているときには、さまざまな随伴症状を伴います。具体的には、結膜充血や涙、鼻詰まりや鼻水、眼瞼浮腫、顔面の汗や紅潮、耳詰まりなどが生じます。

こういった激しい頭痛がでた場合はまず、病院に受診し、しっかりと検査をしてもらうことをおすすめします。


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