富士市 低体温と免疫力
2017-03-10
こんにちはスタッフの遠藤です。
あ~免疫力を高めたいなぁ~なんて皆さん考えていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は体温と免疫力について書いていこうと思います。
体温が低いと風邪をひきやすいといいます。ではなぜなのでしょうか。
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールしています。
つまり体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
健康を維持してくれる免疫力は体温が下がると低下することがわかっています。まずは、自分の平熱を知り、血流をよくしておくことが、免疫力向上につながるのです。
低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられます。
50年前と今では日本人の体温の平均は0.7度近く下がっているそうです。
その理由の1つとして、現在のライフスタイルが、明らかな運動不足になっていることが挙げられます。家事ひとつをとっても、50年前はすべて手作業で掃除、洗濯、料理などを行い、その上で畑仕事をするなど、日常的な運動量が大変多かったのです。それに比べ、現代の生活では、乗り物や家電の充実によって日常生活における運動量は低下しています。
運動量の低下にともなって、筋肉量が減少します。筋肉は人体最大の熱産生器官ですから、筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。基礎代謝とはじっとしているときでも体内でエネルギーを消費していること。基礎代謝が落ちれば、カロリーが消費されにくくなって、内臓脂肪が増加してしまいます。
加齢とともに基礎代謝は落ちていくので、筋肉量を増やすことは大切といえます。
筋肉量の減少以外では、運動不足に加えて、エアコン生活によって汗をかきにくい環境であることも低体温の原因と考えられています。脳の視床下部にある体温中枢を刺激する機会が失われると、体温を調整するための発汗中枢が作動しなくなり、低体温になります。
個人的には筋肉量を増やす事も大切だとは思いますが、今、自分自身のもっている筋力を上手に使うことの方が大切な気がします。
自分に合った運動、楽しく出来るものが長く続ける上ではとても重要です。
そういったアドバイスにも精通したスタッフのいる『はるかぜ鍼灸接骨院』へ是非ご来院ください