富士市 接骨院 頭鳴り(ずなり)
2017-07-28
こんにちはスタッフの遠藤です。
先日、『頭鳴り』という症状を初めて耳にしました。
今回は頭鳴りについて調べてみようと思います。
頭鳴りとは、頭の中や頭の周辺で音が鳴っているように感じる症状のことで、頭鳴(ずめい)や頭鳴症(ずめいしょう)とも言われます。
頭鳴りの音は一時的に鳴る場合と持続的に鳴る場合があり、あまりに長く続くと不眠や食欲不振などが出る場合もあります。
頭鳴りの音は、“カーン”という金属を叩くような音色である場合が多いのが特徴です。
頭鳴りがする場所は、後頭部や頭のてっぺん・おデコやこめかみ等さまざまです。
頭鳴りが発症すると、頭全体もしくは頭の片側だけが重く感じることがあったり、頭痛やめまいが生じたりすることがあります
頭鳴りの原因にはまず脳の障害が考えられます。
さらに原因となる脳の障害には2種類あるのですが、その内の1つは大脳の側頭葉にある聴覚野と呼ばれる部分の障害です。
そしてもう1つは、脳の血液の流れが悪くなる脳血管障害です。
脳血管障害により血流が悪くなると、雑音が発生して頭鳴りの音として感じられるというわけです。
頭鳴りは耳の異常が原因で起こるとも言われています。
なお原因となる耳の異常とは、耳管に炎症が起こって腫れ塞がってしまう病気、耳管炎(じかんえん)です。
耳管が塞がってしまうと空気の通りが悪くなり、耳が聞こえにくくなります。
耳の聞こえが悪くなるということは、音がうまく脳に伝わっていないということです。
その結果、頭鳴りが発生する可能性が出てくるというわけです。
耳鳴りと頭鳴りのメカニズムは、全く同じであるとも全く別物であるとも言えません。
なぜなら頭鳴りの原因である脳の障害も耳の障害も、耳鳴りの原因の一つだからです。
耳の器官は頭の中にあり、耳の神経は脳に直結しています。
そのためどちらかの異常はもう片方にもその影響が強く表れやすいのは確かです。
なるほど…勉強になりました。
はるかぜ鍼灸接骨院では耳鳴りやめまいの鍼灸治療も行っています。そういった症状にお悩みの方は一度、ご相談ください。