胸郭出口症候群について
2018-01-19
こんにちはスタッフの遠藤です!
今回は胸郭出口症候群 Thoracic outlet syndrome (TOS)について調べていこうと思います。
胸郭出口症候群とは?
腕神経叢(わんしんけいそう)という腕や手指に行く神経の束が、腕や手指に行く血管とともに圧迫されて起こる病気です。
首や肩・腕を特定の位置にもっていくと、腕や手指にしびれやだるさ、痛みなどが現れます。首が長く、なで肩の女性に多い、猫背の方にも起こりやすい症状です。
原因は?
鎖骨周辺で神経や血管を圧迫する原因がいくつかあります。
斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群、頸椎頸肋症候群といいます。
これらをまとめて胸郭出口症候群と呼びます。
症状の現れ方は
手指や腕のしびれ、熱感・冷感、脱力感で始まります。徐々に首や肩、肩甲部のうずくような痛みが現れます。症状は、電車のつり革につかまる時のように肩をあげて後ろに反らす運動や、首を反対側に傾けてさらに後ろへ反らす運動をする時に強くなります。
神経が圧迫されるとしびれや痛みが現れ、動脈が圧迫されると腕や手指の色が蒼白になり、静脈が圧迫されると腕や手指の色が暗青紫色になります。進行すると、このような動作がまったくできなくなります。
こういった症状などでお悩みの方は是非一度はるかぜ鍼灸接骨院にご来院ください。