産後骨盤矯正について
2020-02-06
こんにちは、スタッフの遠藤です。今回は,産後骨盤矯正について書いていこうと思います。
まずは産後の体の状態がどういった状態なのか書いていきます。
妊娠中の女性は出産に向けて『リラキシン』というホルモンを分泌します。リラキシンは靭帯や関節を出産が行いやすくするために分泌します。出産の為に伸びた靭帯や開いた骨盤が閉じないことにより身体に歪みが生じやすくなり姿勢が崩れます。このような事になりやすいのは、出産後のお母さんはとても忙しいということ。育児や家事で手いっぱいになります。するとホルモンの分泌が終わる頃、骨盤が歪んだ状態のまま固定されてしまい、産後の不調が続いたり、むくみや体重増加などにより産前にははけていたズボンが履けないなどの不調が出てきます。妊娠中は骨盤が前傾になります。前傾になると大腿部で体を支えることになるのでお尻の筋肉があまり使われなくなります。するとお尻の筋力が落ち下がってしまいます。逆に大腿部には肉が付きやすくなります。これが産後に起こりやすい下半身太りの理由です。
また、妊娠期間中は2000g~3000gのお子さんがお腹に居るわけですから常に筋肉や靭帯も引っ張られ続けていたので、うまく力が入らない状態でもあります。身体を支えている筋肉に力が入らないと、不意に腰を痛めてしまったり、かばい続けることで骨盤以外にも負担が広がり、股関節の痛み、恥骨痛、O脚、腰痛、肩こり、むくみ、冷え性、ポッコリお腹などなど不調があらわれてきます。
産後、前傾になった骨盤を元の状態に回復し、維持出来るように力の入る状態にすることが大切です。骨盤矯正の最適な時期としては産後1ヶ月~1年間が良いと言われています。この時期はホルモンにより靭帯がゆるんでいるので、矯正の効果が出しやすい時期になっています。この期間を過ぎても骨盤矯正を行うことは出来るのでご安心ください。※ホルモンの分泌される期間には個人差があります。
産後はお母さんがとても忙しく、肉体的にも精神的にも大変な時期でもあります。はるかぜ鍼灸接骨院の骨盤矯正では、多くの施術を重ねた国家資格者の手技と専用機器を用いてお客様一人一人のお身体の状態にあった施術を行っていきます。
また自宅で行うことのできるストレッチや体操、施術が終わってからも良い状態を維持するための適切な運動などもお伝えさせていただきます。
身体を調整しながら、肉体的にも精神的にも心地よくなり、こんにゃくのようにフニャフニャになることで、とても気持ちの良い健康生活がおくれるのではないでしょうか。
是非、はるかぜ鍼灸接骨院に来ていただき皆様の健康生活に力を尽くさせていただけると幸いです。