腰痛や姿勢に関わるインナーマッスルについて
2023-06-01
こんにちは、はるかぜ鍼灸接骨院です。今回はインナーマッスルの勉強をしていこうと思います。立ちっぱなしで腰が痛い、座りっぱなしで腰が痛い、姿勢が悪い、最近よくつまずく、おさまった痛みがぶり返す、体温が低い、尿漏れ、疲れやすい、疲れが回復しない、内臓脂肪が多い(メタボ)ロコモティブシンドローム、スポーツのパフォーマンスをあげたいなどなどこの中に当てはまるものがある方は、インナーマッスルを鍛えることで改善していく可能性があります。
インナーマッスルがしっかりとある人は、直立で30分以上立っていられる、姿勢が良い、基礎体温が高い、疲れがとれやすい、体表の筋肉が柔らかい、内臓脂肪が少ない、肩こり、腰痛がないなどをクリアしている人と言えます。
筋肉には赤筋繊維(せっきんせんい)と白筋繊維(はっきんせんい)があります。
赤が多い筋肉⇒インナーマッスル、白が多い筋肉⇒アウターマッスルと呼ばれています。
インナーマッスルは身体を支える筋肉
・体の芯にあり、意識しなくても使える筋肉(=抗重力筋)
・持久力はあるが、パワーはない
・1度鍛えるとおちにくい
・立つ座るなど姿勢を保持する筋肉
・運動時にバランスを保つ
・白筋の補助
・関節運動の初動
アウターマッスルは動かす筋肉
・意識的に動かして使う筋肉
・物を持つ、走るなど関節を大きく動かす筋肉
・パワーはあるが持久力はない
上記の様な違いがあります。
インナーマッスルとアウターマッスルではトレーニング方法も全く違ってきます。
インナーマッスルを強化するためには立ちっぱなし、座りっぱなし、運動時にバランスをとるストレッチをするなど小さい力を出し続ける必要があります。
インナーマッスルは基礎体温にも関わっています。運動をすれば体温があがる、これはアウターマッスルが強く働いて熱を作り出しています。食事をして体温があがる、これはインナーマッスル(内臓の筋肉)により熱が作られています。なので常に姿勢の維持などに使われているインナーマッスルは自身の平熱を作っています。
また、インナーマッスル(赤筋繊維)にはミトコンドリアが多く含まれています。ミトコンドリアはエネルギー産生能力が豊富な為疲れにくく回復しやすい特徴があります。
基礎代謝は赤筋繊維中のミトコンドリアの量で大きく左右されるといっても過言ではありません。
はるかぜ鍼灸接骨院では、運動指導やインナーマッスル強化のメニューも取り扱っております。お悩みの方は是非、はるかぜ鍼灸接骨院にご相談ください。